科目 : 統合生命科学実践コース

科目詳細

2017
後期
半期
10PIB007
統合生命科学実践コース
統合生命科学プログラム
1
基礎領域
分野なし
統合生命科学を研究対象とする研究者から最新の研究手法を、講義と実地演習を通して習得する。
統合生命科学が目指す学際横断的な統合アプローチを実践し、新分野創成を目指す研究者の養成のために、講義 と実地教育を通して、新しい生命科学の実験技術の習得を目指す。分子から個体へ、植物と動物の発生、進化生 物学に至る最新の研究手法をその分野の第一線で活躍する若手研究者からホットな情報の発信を行う。教室講義 から実験技術まで統合的に習得することを目的とする。
担当教員:富永 真琴、宮成 悠介、川出 健介、佐藤 幸治、栗原 顕輔(統合バイオ)、内山 進(大阪大学)
日程: 10/19 10:00-12:00, 10/26 10:00-15:30, 11/15 13:30-17:30, 11/16 10:00-17:30

授業計画:
1. 講義:分子システムとして創る人工細胞
(10月19日 栗原顕輔)
2. 講義:細胞計測工学(10月26日 佐藤 幸治)
3. 講義:リプログラミングの謎に迫る
(10月26日 宮成悠介)
4. 演習:細胞等価回路の製作と測定(11月15日 佐藤 幸治)
5. 演習:ES 細胞のライブイメージング(11月15日 宮成 悠介)
6. 演習:植物の一時代謝と発生の関係について(11月16日 川出 健介)
7. 演習:ベシクル型人工細胞の調製と観察(11月16日 栗原 顕輔)
8. 演習:超分子質量分析によるタンパク質複合体の分子量決定(11月16日 内山進)

演習の内容:
8. 超分子質量分析によるタンパク質複合体の分子量決定
通常の質量分析では難しかった、複合体まるごとの質量決定を行い、複合体中のサブユニットの数を求める。その結果から、蛋白質複合体の形成と機能の関係を考察する。
5. ES 細胞のライブイメージング
本実践コースでは、ES 細胞におけるクロマチンおよび遺伝子発現の動態をライブイメージング観察をおこなう。ES 細胞は不均一な細胞集団であり、遺伝子発現やクロマチン構造は刻一刻と変化する。本コースではES 細胞をライブイメージングに特化した蛍光顕微鏡を用いて観察することにより、ライブイメージング観察の基礎技術を学ぶ。
4. 細胞等価回路の製作と測定
およそ200 年前、ガルバーニが電気による筋肉の収縮を発見して以来、生物の電気的活動の測定は、神経科学における最重要手法である。電気生理学は様々な計測手法を用いるが、電気的には記録電極と参照電極の間に構成される等価回路を測定することに等しい。したがって等価回路のデザインと測定は、必須の実験技術である。本演習では電子部品で回路を構成し、電気生理学の理解を深める。
6. 植物の一次代謝と発生の関係について
アミノ酸は生命活動に必須の一次代謝物です。生体内におけるアミノ酸組成が乱れた場合、生育などに異常が出てきます。この実地演習では、アミノ酸組成に摂動を与えた場合に、シロイヌナズナの初期生育がどう変化するのか調べます。そして、思いのほか理解されていない、植物の初期生育とアミノ酸代謝の関係について考えます。
7. ベシクル型人工細胞の調製と観察
生細胞を構成する脂質などの両親媒性分子を用いて、ベシクルを作製する。外部刺激によるベシクルの挙動を、光学顕微鏡によりリアルタイムで観察する。
英語
出席とレポートなどによる評価。
1,2,3,4,5 学年
岡崎山手キャンパス
(遠隔講義配信:遺伝、葉山)
特になし
※実地演習は、遠隔地の学生を考慮して、岡崎統合バイオで集中講義として実施する。岡崎地区以外から出席する履修登録学生には学生移動経費の支援あり
専攻

科目情報
履修年度
2017 / 後期
研究科・専攻
統合生命科学プログラム
科目番号
10PIB007
科目名称
統合生命科学実践コース
単位
1
授業形態
設定なし
科目の概要
統合生命科学を研究対象とする研究者から最新の研究手法を、講義と実地演習を通して習得する。
聴講・参加資格
専攻
参加状態
参加できません
開催講義
参加可能講義なし